離婚後タイ移住を決意した理由

はじめまして、諭吉です。私諭吉は現在タイ首都バンコクの和食レストランで料理長として勤めています。

タイは和食が大変豊富で、大戸屋やモスバーガー、ココイチ、一風堂など名だたるチェーン店が進出しています。和食のレベルも大変高く、価格も日本よりも安いことも少なくありません。食べられない和食を探す方が大変な地です。

日本人居住者についても年々増えており、まさしくバブリーなタイですが私がタイに移住したのは、5年ほど前のことです。なぜ移住したのか、そしてどういう形で就職したのか?、いつかタイに住みたい調理師の人の参考になればと思っています。

私は高校卒業後、大手ホテルグループに入社し料理人として勤めました。勤めること5年、まさしく修行時代です。鬼とあだ名がついた料理長に日々怒られ、何度やめようと思ったことか数え切れません。しかし学校での成績が思わしくなくまた高卒の自分は手に仕事をつけて食べていくより他ないと考え、必死に踏ん張りました。ようやく一人前と認められるようになり、地元宮城で高級和食料理店に料理長として転職を果たします。

そしてそこの従業員女性に一目ぼれし結婚したものの「好きな人が出来た」という理由で離婚を宣告され、まもなく離婚。絶望の日々の中、ちょうどお店の改装時期に1ヶ月ほどの休暇をもらい友人が居住するタイに遊びに行ったというわけです。

タイでの日々はもう楽しくて「これは住みたい!」と思うほど、すばらしい日々でした。その理由の1つにタイ人女性がかわいらしいといったこともあります。日本人女性よりも小柄で、おしとやかな印象を受けました。

友人はホテル時代の元同僚で「まもなく勤務先(バンコクのホテル)をやめるから、代わりに勤めないか?」と誘われたのがきっかけです。1人身だし、タイに住みたい!しかも職場もあるなら…とタイ移住を決意しました。

日本で転職を申し出たときは、最初はビックリされましたが「海外で実力を試してこい!知り合いのタイの不動産屋”石川商事”を紹介してあげる」と快く送り出してくれました。こうしてタイに移住したのでした。